JX日鉱日石エネルギー、日本石油輸送の大規模太陽光発電所による発電事業に参画

　JX日鉱日石エネルギーは、日本石油輸送（JOT）が2カ所に建設する大規模太陽光発電所による発電事業に参画すると発表した。

　事業計画の提案とシステム設計に協力し、太陽光発電システムを提供する予定で、太陽光発電所は茨城県神栖市と福島県郡山市に建設され、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して全量、電力会社に売電される。

　神栖市の太陽光発電所の名称は「JOTソーラーステーション神栖」で、JOTのグループ会社の営業所隣接地、2.7haを利用し、発電出力は2MW（2000kW）となる。
　郡山市のは太陽光発電所は「JOTソーラーステーション郡山」の名称となり、JOT郡山支店にある鉄道タンク貨車の留置用線路、0.8haが転用され、出力は0.6MW（600kW）となる。
　2つの太陽光発電所は、いずれも2013年3月の送電開始を予定している。