新日鐵化学、「色素増感太陽電池」の耐久性向上に成功

 国立大学法人九州工業大学大学院生命体工学研究科と新日鐵化学株式会社は、次世代の太陽光発電として共同研究を進めている「色素増感太陽電池」について、独自の円筒型セル構造の開発により耐久性向上に成功したと発表。
 円筒型受光面に対し、封止面積が少ないセル構造の開発により、約70日間(1700時間)にわたり発電効率が低下していないことを確認し、引き続き耐久性を評価中であり、電解液漏洩の少ない構造にすることで、高耐久性かつ低価格の色素増感太陽電池の実現が期待されるとのこと。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20110221-2/index.html