昭和電工、導電性インクの製造・販売および開発について米社と提携

 昭和電工株式会社が、今後成長が見込まれるプリンテッドエレクトロ二クス分野においてNovaCentrix社と提携したと発表。
 提携の内容はNovaCentrix社が開発した導電性インクを昭和電工が製造・販売するライセンス契約に加え、NovaCentrix社の光焼成技術(Photonic Curing)に対応した導電性インク等の開発を共同で実施する。
 また、NovaCentrix社の光焼成装置(商品名PulseForge)と導電性インク(商品名Metalon)に関して、昭和電工の子会社である昭光通商株式会社が日本国内と一部アジア地域における代理販売を4月より開始する。

 昭和電工は、同社の保有する金属をはじめとする無機材料や有機材料の技術を活用することにより、NovaCentrix社の持つ光焼成技術をさらに生かす導電性インクの開発を共同で進め、現在の導電性インクの性能を改善することにより、現在使用されている銅箔などのバルク品と同等の耐久性や導電性を目指すとのこと。