パナソニック、ソーラー街路灯の品揃えを拡充 - 終夜点灯約14時間を可能に

 パナソニック電工株式会社が、ソーラー街路灯の品揃えを拡充し、3シリーズ24タイプ(38品番)を2011年8月より受注開始すると発表。
 「LED照明」「太陽電池」「蓄電池」を一体化した「ソーラー街路灯」のほか、「風力発電」を組み合わせた「ソーラーウインド街路灯」や、ソーラー電源部と照明器具を別置した「ソーラー別置照明」の3シリーズで展開する。

 非常時に夜間のあかりをできるだけ長時間確保したいという社会ニーズの高まりに伴い、消費電力が小さく、かつ効率の良いLED照明を開発し、ソーラーシステムと組み合せ、時間帯にあわせて明るさを制御することにより、日没から日の出まで終夜点灯約14時間を可能にしたとのこと。

 明るさ別に3種類、発電量別に太陽電池・蓄電池の容量を大小2種類、その他風力発電のための風車、また日照不足の際に点灯時間を補完する商用電源併用型を標準化し、これらの組み合せにより、ユーザニーズにきめ細やかに対応できる豊富な品揃えが実現した。
 
 また、小規模の公園・広場などにソーラーの電源だけでローポールライトやライトアップをしたいというユーザニーズに対応、ソーラー電源部と別置にできる多灯点灯用「ソーラー別置照明」を開発、最大8灯まで接続が可能。
 電源部4品番、専用のLED照明器具(ローポールライト、スポットライト)14品番を発売する。