京都初のメガソーラー発電所に、京セラ製太陽光発電システム採用

 京セラグループが、ソフトバンクのグループ会社で自然エネルギー事業をおこなうSBエナジー株式会社との共同により、京都市が公募するメガソーラー発電所設置事業者募集の申請をおこなっていたが、その採用が決定したと発表した。
 
 同件は、京都府内最大容量で府内初のメガソーラー発電所となる予定。

 これにより、京セラグループは、太陽電池モジュールの供給(京セラ(株))、システム設計や資材調達((株)京セラソーラーコーポレーション)、ならびにシステム施工(京セラコミュニケーションシステム(株))を行うことで、地元京都におけるエネルギーの地産地消に貢献していく。

 「京都市水垂(みずたれ)埋立処分場大規模太陽光発電所」(京都市伏見区)には、京セラ製太陽電池モジュールが約17,000枚設置され、出力合計4.2MW(第1基:2.1MW、第2基:2.1MW)となる予定。
 年間発電電力量は、一般家庭の約1,000世帯分※1に相当する約4,200,000kWhとなる見込み。
 
 同発電所は、SBエナジーが発電事業者となり、再生可能エネルギーの全量買取制度が開始される本年7月1日に運転開始を目指している。

京都市水垂埋立処分場大規模太陽光発電所」建設概要は以下の通り。

所在地
 京都府京都市伏見区淀水垂町および淀樋爪町地内の京都市所有地
敷地面積
 最大89,800m²(調整中)
総出力
 4.2MW(第1基:2.1MW、第2基:2.1MW)
使用モジュール枚数
 約17,000枚
年間発電電力量(推定)
 約4,200,000kWh
運転開始時期(予定)
 第1基:2012年7月1日
 第2基:2012年9月1日