カナディアン・ソーラー、P型単結晶太陽電池モジュールとしては最高峰のセル変換効率21.1%を達成

 世界有数の太陽電池メーカーであるカナディアン・ソーラーは、バックコンタクト採用の太陽電池モジュール新製品「ELPS」のセル変換効率がP型単結晶太陽電池モジュールとしては最高峰の21.1%を達成したと発表した。
 この「ELPS」は世界最大規模の展示会『インターソーラー ヨーロッパ2012」』(独・ミュンヘン、2012年6月13日−15日)で公開される予定となっている。

 カナディアン・ソーラーの「ELPS」はバックコンタクト(メタルラップスルー技術)採用が特徴で、配線を太陽電池モジュールの表面から背面に移すことで、セルごとに集光率を3%以上高めることが可能となり、その結果、他社類似品と比較して、発電量を7%以上高めることが可能になっている。この画期的な「ELPS」は『インターソーラー ヨーロッパ2012』の太陽光分野において、今年度のインターソーラー賞の候補に挙がっている。

 なお、この「ELPS」シリーズは日本国内では7月に発売される予定となっている。