LIXIL、高さ制限のある住宅地や高層ビルの屋上への設置に最適な太陽光発電システムを発売

 株式会社LIXILは、戸建て市場のメインである法規制に厳しい第1種・第2種低層住居専用地域のRCフラット屋根専用ソーラーパネル架台として最適な太陽光発電システム「ソーラーベース ロータイプ」を7月1日から新発売すると発表した。
 この商品は、ソーラーパネルと架台をセットにした「太陽光発電システム」としてのセット販売となります。

 再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始を7月に控え、事業者だけでなく、個人においても各種支援制度を利用し、太陽光発電システムを取り付ける家庭が増えている。
 新しく発売される商品は、低段仕様でこれまで高さ制限により取り付けが難しかった第1種および第2種低層住居専用地域などに対応可能なほか、陸屋根のパラペット内に納まる仕様で、建物のデザインを生かしたい住宅にも最適。
 また、風のあおりに強い低重心なので、強風の恐れのあるビル屋上にも取り付けられ、さらに、ビルの屋上などに設置された室外機や貯水槽などの障害物もパネルを小割でレイアウトできるため、スペースを無駄なく利用することが可能となる。

 施工面では、上からと横からの固定のみで下からの施工がないため組立てが簡単で、防水メーカーのユニット基礎に対応しており、施工性の向上が図られている。

 素材には、耐食・耐久性に優れたアルミ材を使用しているため、錆びにくく、メンテナンス費用の軽減に貢献する。また、軽量のアルミ製なので、人の手で荷運びができ、運搬・施工効率が格段に向上するとのこと。