ノーリツ鋼機グループ、大規模太陽光発電(メガソーラー)事業に参入
ノーリツ鋼機株式会社は、同社グループのNKワークス株式会社が、同社敷地内に和歌山県内資本として初めてとなる大規模(出力2MW)の太陽光発電所を2012年11月を目処に建設し、再生可能エネルギー事業に参入すると発表した。
東日本大震災以降、電力問題に起因する経営継続リスクやコスト増加は深刻な社会的課題であり、企業に限らず一般家庭においても環境に配慮した設備や製品の導入が進んでいる。そのような状況の中、同社グループはLED照明機器の生産・販売やエネルギー管理システムのBEMS機器を提供し経済産業省のアグリゲータコンソーシアム事業者に採択されるなど、近年は環境問題に深く関連した事業を積極的に展開してきた。
今回、エネルギー問題による環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給という観点から、同社グループの遊休地を有効活用し大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を行う。最大出力2MW、年間発電電力量は約230万kwh/年であり、これによるCO2削減効果は年間約700tを見込んでいる。
なお、同発電所は、和歌山県内最大級の発電容量であり、県内資本初のメガソーラー発電所となる予定とのこと。
今回発表されたメガソーラー発電所の計画概要は以下の通り。
発電所名
ソーラーパワーステーション 和歌山
事業予定地
和歌山本社 和歌山市梅原579-1(NKワークス株式会社 本社内)
設置面積
約20,000m2
発電能力
出力 約2MW(約2,000kW)
発電量
約230万kWh/年
使用パネル枚数
約6,900枚
事業開始
2012年11月(予定)