三井松島産業、太陽光発電事業へ参入

 三井松島産業は、同社100%出資の子会社(MMエナジー株式会社、平成24 年8 月1 日設立予定)を事業運営会社として、太陽光発電事業に参入すると発表した。
 先ず第一弾として、福岡県福津市内にある同社の社有地に太陽光発電設備を設置し、事業をスタートする予定。

 平成24 年7 月1 日より開始される「再生可能エネルギー全量買取制度」における太陽光発電の買取条件について、買取価格が42 円、買取期間が20 年で決定し事業性に関する目途がついたことから、同社は今年度中に福津市内にある社有地での太陽光発電事業の開始を目指す。

 また同事業への参入は、これまで未利用地となっていた当該社有地の有効活用という点及び電力不足対策や環境負荷低減などの社会貢献という面からも、同社にとって意義のあるものとなるとのこと。

 今回発表された事業計画の概要は以下の通り。

 発電所名:(仮称)メガソーラーつやざき
 事業運営会社:MMエナジー株式会社
 発電能力:約2MW(約2,000KW)
 設置場所:福岡県福津市津屋崎字西竪川(社有地約10 万㎡の内約3.5 万㎡を利用)
 総投資額:約6 億円
 工 期 着工:平成24 年9 月 完成:平成25 年3 月