川崎重工、名古屋第一工場および明石工場で太陽光発電設備を導入

 川崎重工は、名古屋第一工場(航空機部品)、および明石工場(二輪車ガスタービン発電設備、産業用ロボットなど)において、工場の環境負荷を低減するため、太陽光発電設備を導入したと発表。

 名古屋第一工場に導入したのは、出力750kWの太陽光発電設備で、2010年3月に完成した南工場の屋上部分に設置され、名古屋第一工場全体の電力消費量の約5%をまかう。
 また、明石工場には同100kWの設備を導入し、発電した電力は全て同工場内で使用する。
 これにより、両工場をあわせて年間約400トンのCO2削減効果を見込む。

 同社は、以前より国内工場において太陽光発電設備の設置を進めており、今回の設備導入により、太陽光発電の総出力は約1,460kWとなる。
 また、神戸工場では、太陽光発電設備に同社グループの日本飛行機株式会社が開発した小型風力発電設備や自社開発のニッケル水素電池「ギガセル」を組み合わせた新エネルギー複合システムの導入を計画中である。