日本板硝子、ソーラー用ガラスフロート窯をベトナムに増設

 日本板硝子株式会社が、戦略的経営計画の「高付加価値商品の拡大」の一貫として、ベトナムにおいて新たに2基のフロートラインの増設を計画していると発表。

 そのうちの1基は今後とも拡大が予想される薄膜系太陽電池基板ガラス生産専用のオンラインコーティング装置設置窯で、もう1基は近年拡大の著しいタッチパネル基板用での使用が増加中の超薄板ガラス(UFF)専用生産窯となる。

 設置場所は同社100%子会社ベトナムグラスインダストリーズ(VGI)社敷地内となる。
 VGI社では今年3月よりソーラー専用フロート窯を稼動させており、今回の投資完了時点で3窯のフロートラインを操業することとなる。

 ソーラー用オンライン窯は今回の投資により、日本1、北米2、欧州2、ベトナム2の合計7窯体制となるとのこと。