テュフ、太陽電池モジュールの試験を1.5ヶ月に大幅短縮

 テュフ ラインランド ジャパンの太陽光発電評価センター(SEAC、横浜)が、このほど、通常3ヶ月以上かかる太陽電池モジュールの規格試験を、初めて1.5ヶ月で完了したと発表。

 SEACでは年間100から150の認証プロジェクトを行っており、試験設備は常に100%近い稼働率となっており、こうした状況を改善するため、今回の試験時間短縮が実現した。
 この時間短縮のプロジェクトは顧客からの要望に応えたもので、テストモジュール11枚について全124の試験を2011年7月21日に開始し、47日後の9月6日に終了した。
 大幅な時間短縮は、次の試験に移行する際の待機時間を効率的に削減することにより可能となったもの。

 今回の規格試験は、IEC/EN 61730およびIEC/EN 61215に基づいて行われたもので、1,000時間(42日)の高温高湿試験、46日間の温度サイクルTC200試験、UV試験、温度サイクルTC50試験、そして結露凍結試験などの長期連続試験を含むとのこと。