太陽電池セル・モジュールの国内総出荷、初の1GW超え

　一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)が、2011年の太陽電池セル・モジュールの出荷量の調査結果を発表した。
　
　2011年の太陽電池セル・モジュールの総出荷は2,758,881ｋＷ（前年比113.2％）となり、前年を上回った。

　また、国内総出荷についても1,296,073ｋＷ（前年比130.7％）となり、初めて１ＧＷを超えたとのこと。

　輸出については、1,462,808ｋＷ（前年比101.2%)と前年並みとなった結果、輸出構成比は53.0％となり、輸出のウエイトが昨年より下回った（平成22年構成比59.3％）。
　　
　材料別では、結晶系が2,104,222ｋＷ（前年比100.7％）であり、内、Ｓｉ単結晶は951,045ｋＷ（前年比111.7％）、Ｓｉ多結晶が1,153,177ｋＷ（前年比93.1％）であった。
　また、Ｓｉ薄膜・その他は654,659ｋＷ（前年比188.7％）であり、前年を大幅に上回り、その結果材料別の構成比はＳｉ単結晶が34.5％、Ｓ多単結晶が41.8％、Ｓｉ薄膜・その他が23.7％となった。