ソーラーフロンティア、日本最大メガソーラー発電所へCIS薄膜太陽電

 ソーラーフロンティア株式会社が、同社製太陽電池を供給した「米倉山太陽光発電所」が営業運転を開始したと発表。

 同社は同発電所に対し、CIS 薄膜太陽電池10 メガワット分を、株式会社明電舎を通じて供給している。
 同発電所は、山梨県および東京電力株式会社が共同運営する日本最大規模の大規模太陽光発電所であり、1 月27 日より営業運転を開始した。
 
 また、昨年同社がCIS 薄膜太陽電池を寄贈したPR 施設「ゆめソーラー館やまなし」も同日よりオープンしている。

 米倉山太陽光発電所は、温室効果ガスの削減などを盛り込んだ「山梨県地球温暖化対策実行計画」の一環として行われ、造成地を有効利用して造られている。
 同発電所は、一般家庭約3,400 世帯分の年間電力消費量に相当する約1,200 万キロワット時の発電が見込まれており、これによる二酸化炭素排出量削減効果は、一般家庭約1,000 世帯の年間排出量に相当する約5,100 トンとなる。
 
 東京電力のホームページでは、同発電所の発電状況を5 分ごとに更新し公開している。