オーエス、折りたたみ型の太陽光発電機を発売

株式会社オーエスが、携帯型太陽光発電装置モバイルソーラー「どこでも発電」シリーズに、ノートパソコンの長時間利用を目的に開発したGSN-160B を追加、3 月21 日(水)から発売すると発表した。

 GSN-160B は、DC19V/64W の出力を持ち、外付けバッテリー(リチウムイオンポリマー電池)との組み合わせで、ノートパソコンなら6 時間の長時間作業を可能にした。
 
 「どこでも発電」は、2011 年1 月より発売を開始した可搬型太陽光発電システムの総称で、初代のGSR-110B は東日本大震災に於いて各地で使用され、災害初期の明かりの確保、携帯電話の充電等において実用性を高く評価された。

 今回発売されるGSN-160B は、どこでも発電初の“折りたたみ型”モバイルソーラーとなる。折りたたみ型にする事で、発電量を大型化する際の軽量化を図り、64W の大型でも約5kg という軽さを実現した。折りたたみ型は同時に収納性の向上にも繋がり、付属の収納バッグに入れて持ち運びが非常に楽になった。

 GSN-160B は、DC19V/32W のソーラーシート2 枚+外付けバッテリー(リチウムイオンポリマー電池)の組み合わせの製品であり、ソーラーシートより一旦バッテリーへ蓄電し、ノートパソコンなどの電源として使用する。またバッテリーからの出力は、各種モバイル機器の接続アタッチメントやケーブルを豊富に用意しており、DC19V、DC5V(USB)、DC10.5V(UMPC等)の同時出力が可能。

 ソーラーシートとバッテリーをセパレートし、更に折りたたみにしたことで、設置性が格段に向上している。アウトドアテントの屋根に広げたり、木に吊り下げたり、ベランダから下げる事も可能で、ソーラーシートとバッテリーは、付属の出力ケーブルにより5m 離した位置に設置する事も可能。