ユーラスエナジー、白糠メガソーラー発電所計画を発表
ユーラスエナジーと白糠町は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を前提とした白糠町内におけるメガソーラー発電所の建設に向けた基本合意に達したと発表した。
白糠町は第7次白糠町総合計画の中で、恵まれた地域資源を利活用しながら個性あるまちづくりを進めていくことを方針としている。白糠町の豊富な太陽光資源を活用する今回の日本最大級のメガソーラー発電所計画は、町の方針に合致するものとして歓迎しており、計画の実現に向けてサポートを行う予定。
また、ユーラスエナジーグループは、独立行政法人中小企業基盤整備機構北海道支部(北海道支部長:宮地正巳、以下「中小機構」)と、釧路白糠団地における土地取得に関する合意にいたっている。
中小機構は、この立地が白糠町はもとより釧路地域の経済活性化に多大に寄与することを期待している。
同社グループは国内最大手、世界でも有数の風力発電事業者として7か国で200万kWを超す風力発電所を操業している。さらに太陽光発電事業についても、風力発電事業で培ってきたノウハウを活かし、韓国と米国で合計約5万kWのメガソーラー発電所を保有しており、今後も太陽光発電事業を風力に次ぐ事業として積極的に取り組んでいくとのこと。
事業の計画概要は以下の通り。
・予定地
北海道白糠(しらぬか)郡白糠町庶路(しょろ)甲区・コイトイ地区
・面積
約62ヘクタール
・発電規模(設置容量)
最大30,000kW
・発電量
約9,600世帯の使用電力量に相当
・二酸化炭素削減量
約11,000t-CO2/年
・操業開始予定
2013年
なお、発電した電力は「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づき、全量を北海道電力に売電することを予定している。