沖縄電力、沖縄本島初のメガソーラー発電所の運転を開始
沖縄電力は、低炭素社会の実現に向けた取り組みとして沖縄本島北部(名護市安部区)へ建設を進めていた「安部メガソーラー実証研究設備」が、平成24 年3 月29 日に竣工し、運転を開始しましたと発表した。
同設備は、沖縄本島初の大規模太陽光発電設備であり、沖縄スマートエネルギーアイランド基盤構築事業を活用し、建設している。
今後は、同設備を活用し太陽光発電設備を大量導入した場合の実系統への影響についてデータ蓄積・分析する実証試験を平成27 年3 月まで実施する予定となっている。
設備概要は以下の通り。
・設備名
安部メガソーラー実証研究設備
・所在地
沖縄県名護市字安部北上原155-33
・規模(発電出力)
1,000kW(総パネル数:8,748 枚)
・太陽光パネル
CIGS型太陽電池(130W/枚)
アモルファスシリコン+多結晶シリコン多接合型太陽電池(120W/枚)
・想定発電電力量
105 万kWh 程度
・CO2 削減量
年間約1,000t‐CO2
・着工
平成23 年12 月11 日
・運転開始
平成24 年 3 月29 日