環境モデル都市「横浜市」に太陽電池とLEDを使用した駐車場が登場

 公益財団法人横浜市体育協会と三井不動産リアルティ株式会社は、「三井のリパーク」新横浜北駐車場にハイブリッドソーラーシステムを導入したを発表した。
 ハイブリッドソーラーシステムの導入と場内照明のオールLED化により、消費電力量が従来比約1/4に削減される。

 横浜市体育協会は、平成24年4月1日から「三井のリパーク」を展開する三井不動産リアルティに新横浜北駐車場の運営を委託しており、公共施設の管理・運営を通じて環境保全に取り組む横浜市体育協会にとり、太陽光発電によって消費電力を大幅に削減できるハイブリッドソーラーシステムの導入等「三井のリパーク」の環境保護を強く意識した提案を極めて魅力的なものとして高く評価し、この度の業務委託に至ったとのこと。


 今回導入されたハイブリッドソーラーシステムは、日照時に8枚のソ−ラーパネルで太陽光による発電を行ない、蓄電された電力で日没後の看板・照明機器を点灯させるシステムとなっている。
 同システムを導入することで、年間約1,620kWの電力を発電することができ、約606kgのCO2排出量の削減が見込める。さらに、本駐車場内照明機器のオールLED化により年間約7,354kWの電力、約2.7tのCO2排出量の削減が期待でき、ハイブリッドソーラーシステムとの省エネ効果と合わせると消費電力量を従来比で最大78.1%削減することが可能となる。

 ハイブリッドソーラーシステムが導入される「三井のリパーク」新横浜北駐車場の概要は以下の通り。

【所 在 地】
 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目12番
【駐車台数】
 45台
【事業形態】
 24時間無人コイン駐車場