東北電力、仙台太陽光発電所の営業運転を開始

 東北電力は、同社2地点目のメガソーラー発電所となる仙台太陽光発電所(宮城県七ヶ浜町、出力2,000kW)について、5月25日より営業運転を開始したと発表した。

 同社は、地球環境問題への対応を重要な経営課題の一つとして位置づけ、低炭素社会実現に向けた取り組みの一環として、同社管内の複数地点において、2020年度までに合計10,000kW程度のメガソーラー発電所を建設する予定としている。

 仙台太陽光発電所は、こうした取り組みのもと、平成23年2月に経済産業省に対し電気事業法に基づく工事計画の届出を行い、仙台火力発電所の構内に建設していた。その後、東日本大震災による津波被害により工事が中断したが、昨年8月に工事を再開し、営業運転開始にこぎつけた。

 仙台太陽光発電所は、年間約210万kWh(一般家庭約600世帯分の年間使用電力量に相当)を発電するとともに、CO2排出量を年間約1,000トン低減(一般家庭約200世帯分の年間排出量に相当)することが可能。