積水化学、太陽光発電付き賃貸住宅を強化

 積水化学工業株式会社 住宅カンパニーは、10kW超の太陽光発電システム(以下PV)を搭載する賃貸住宅の新提案『BIGソーラー』(ビッグソーラー)を7月24日(火)より全国(沖縄・積雪地域除く)で展開すると発表した。
 7月からスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用して、大容量太陽光発電付き賃貸住宅の強化を図るもの。

 同社は1997年から戸建て住宅への太陽光発電搭載を進めてきており、昨年末にその建設棟数が10万棟を超え、業界No.1の実績を誇っている。
 今年2月には「ソーラー住宅建設棟数No.1」として、ギネス世界記録™に認定されている。

 賃貸住宅の分野においては3年前から差別化の一環として本格的に搭載を開始。同社の賃貸住宅の主力商品はフラット屋根のためPV搭載のスペースを確保しやすく(2011年度は平均8.4kWを搭載)、入居者にとっては光熱費削減、オーナーにとっては余剰電力の売電収入獲得といったメリットを提供できることが好評で、2011年度は採用率80%に迫っている。

 今回、家賃だけではなく「屋根」も使った新しい賃貸経営でオーナーの長期安定経営と収入の拡大を図るべく、10kW超のPVを搭載する新提案『BIGソーラー』を積極的に展開する。

新提案『BIGソーラー』の特徴は以下の通り。

1.10kW超のPVを搭載することで収益性拡大
(1)不動産収入に売電収入をプラスしたハイブリッド経営を提案。
(2)「全量買取」の魅力を引き出すよう屋根全面PV設置も可能に。

2.余剰売電や複数プランの組み合わせも可能に
(1)余剰売電として入居者に配分(入居者光熱費大幅削減プラン)
(2)『BIGソーラー』ならオーナーと入居者に配分も可能に。