東北電力など、太陽光発電事業新会社を設立

 東北電力は、地域に根ざした複合エネルギーサービス企業として、大規模太陽光発電の導入に対する地域のニーズに迅速に応えることで、地域の復興支援・地域振興に貢献していくという観点から、同社関係会社である株式会社ユアテックとの共同出資により、大規模太陽光発電事業を専門的に行う新会社「東北ソーラーパワー」を設立することしたと発表した。

 同社はこれまで、2020年頃までに太陽光発電10,000kWの自社開発を目標に掲げ、八戸、仙台、原町の各太陽光発電所の計画を進めてきたが、今後は新会社において、再生可能エネルギーの早期導入拡大を目的とした固定価格買取制度も活用し、これまで以上に地域のニーズに迅速に応え、さらなる太陽光発電の導入拡大に貢献し、同社企業グループとして、太陽光発電10,000kW以上の導入を目指すとのこと。

 新会社の本社は仙台市内に置くが、その傘下のプロジェクト会社(発電所)については、立地地域に設立し、より地域に密着した事業を展開していく。
 なお、新会社で得られた利益の一部相当額を、地域に還元することで、立地自治体が行う環境や省エネ施策を支援するなど、東北の復興支援・地域振興にも寄与する。


 新会社の概要の概要は以下の通り。

1.会 社 名
  東北ソーラーパワー株式会社

2.所 在 地
  仙台市青葉区

3.資本金等
  払込資本 5億円(予定)

4.出 資 者
  東北電力株式会社(70%)、株式会社ユアテック(30%)

5.事業内容
  太陽光発電による電気の卸供給事業
太陽光発電による電気の卸供給事業を実施する事業会社の設立・運営他

6.社 員 数
  6名程度

7.スケジュール
  会社設立予定 平成24年9月