京セラほか、国内最大70MW太陽光発電所の運営会社を設立
京セラ株式会社は、出資会社6社と共に、国内最大となる70MWの太陽光発電事業を実施するための事業運営会社「鹿児島メガソーラー発電株式会社」を設立し、7月31日に出資手続きを完了したと発表した。
新会社は、株式会社IHI保有の鹿児島市七ツ島の土地において出力70MWの太陽光発電事業を展開し、九州電力への電力供給を行う。
また、同事業の総投資額は約270億円を予定しており、京セラを含めた7社による出資金と、みずほコーポレート銀行のアレンジによるプロジェクトファイナンスで調達する予定としている。
なお、同発電所は本年9月着工、来年秋ごろの完成を目指している。
設立される新会社の概要は以下の通り。
社名
鹿児島メガソーラー発電株式会社
本社所在地
鹿児島市鴨池新町1-1((株)九電工 鹿児島支店内)
代表者
代表取締役社長 前田 辰巳(京セラ(株)代表取締役副社長)
設立
2012年7月10日
資本金
約43億円
出資会社
京セラ(株)、KDDI(株)、(株)IHI、(株)九電工、(株)京都銀行、
(株)鹿児島銀行、(株)竹中工務店 計7社
事業内容
出力70MWの太陽光発電による九州電力への電力供給
事業期間
発電所完成後、九州電力への電力供給開始から20年間
建設される鹿児島七ツ島メガソーラー発電所の概要は以下の通り。
発電能力
太陽光発電システム70MW
所在地
鹿児島県鹿児島市七ツ島2丁目
土地面積
約127万m2
年間発電電力量
約78,800MWh(予測)
※一般家庭の約22,000世帯分に相当/年間約25,000tのCO2削減に貢献
建設スケジュール
着工:2012年9月
完成:2013年秋ごろ予定