ソーラーフロンティア、太陽光発電の新品質認証で第一号

 ソーラーフロンティア株式会社は、電気製品などの第三者認証機関である一般財団法人電気安全環境研究所より、太陽電池モジュールの長期信頼性およびその保証体制に関する新たな認証である「JETPVm(信頼性保証体制)認証(JIS Q 8901)」の認定を受けたと発表した。
 これまで太陽電池モジュールの性能及び安全性試験規格への適合性を認証していたJETPVm認証(モジュール認証)に今年6月からJIS Q 8901に基づく信頼性保証体制の認証が追加されており、今回のソーラーフロンティアに対する認証はその第一号となる。

 JETPVm(信頼性保証体制)認証は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が今年7月に始まることに合わせて新たにつくられた制度で、太陽光発電システムの品質保証に関する日本工業規格(JIS)に基づいている。
 電気安全環境研究所は、太陽電池モジュールの設計、製造及び性能保証に関するサービス運営の信頼性を調査、審査したうえで認証している。ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は7月に電気安全環境研究所に申請を行い、8月9日に正式にJETPVm認証を受けた。