東京電力の「浮島太陽光発電所」、当初想定の約1.3倍となる約945万kWhを発電

 川崎市東京電力株式会社は、神奈川県川崎市浮島に設置している、「浮島太陽光発電所(最大出力7,000kW)」が平成23年8月10日の運転開始から一周年を迎えたと発表した。

 昨年の運転開始以降、浮島太陽光発電所は順調に発電を続けており、一年間の発電電力量は、当初想定の約1.3倍となる約945万kWh(一般家庭約2,600軒分の年間使用電力量に相当)、また、これによるCO2排出量削減効果は、約4,400t(一般家庭約910軒分の年間CO2排出量に相当)となった。

 また、浮島太陽光発電所の運転開始に合わせ、川崎市地球温暖化再生可能エネルギー等をテーマに体験的に学べる学習施設として、平成23年8月6日に「かわさきエコ暮らし未来館」を開設しており、市内の小学生をはじめとする一般の見学者、海外からの視察者、メガソーラー事業への参入を検討している全国の行政関係者など、多くの来場者を集め、入館者数は平成24年7月末現在で目標を上回る21,850人となっているとのこと。