サンテックパワー、「味の素スタジアム」にガラス建材型太陽光発電モジュールを納入

 サンテックパワージャパン株式会社は、株式会社東京スタジアムが運営する東京都調布市の「味の素スタジアム」にガラス建材型太陽光発電モジュール「LightThru™」を納入したと発表した。

 今回納入された太陽光発電モジュールは、ガラス建材型の単結晶タイプ「LightThru™」1,540 枚で、総設置量は219kW となる。
 スタジアムの南サイドスタンド側を覆うように設置されており、屋根の役割を担いながら、太陽光発電として機能する。

 モジュールは2 枚のガラスの間に太陽光発電セルを挟んだ構造で、セルとセルの隙間から光を取り込み屋根の下でも自然光の届く明るい空間を実現している。

 「味の素スタジアム」は2013 年に開催される「スポーツ祭東京2013」に向けて、環境対策とユニバーサルデザイン実現のためのリニューアル工事の検討を2008 年秋より開始おり、工事は競技場内部の整備をはじめ、太陽光発電システムの導入、壁面緑化などの環境対策も行われ、2012 年3 月に竣工した。

 リニューアル工事は、株式会社日本設計が設計を担当、大成建設株式会社が元請となり、太陽光発電モジュールの設置に関しては、三協立山株式会社三協アルミ社が施工、ガラス建材型太陽光発電モジュールはサンテックパワージャパン株式会社が設計、長野テクニカルサポートセンター内のカスタムモジュール生産ラインで生産し納入した。