JFEスチール、三井物産よりメガワットソーラー建設案件を受注

 JFEスチールグループは、三井物産株式会社および東京海上アセットマネジメント投信株式会社が実施する大規模太陽光発電所(メガワットソーラー)のうち、第1期分3ヶ所の建設をフルターンキー(*)で受注したと発表した。
 グループの設備システム会社であるJFE電制株式会社が元請となり、その下で固有技術を保有したグループ各社が結集し、複数の「メガワットソーラー発電所」一括受注となった。

 同発電所は、三井物産東京海上アセットが第1期分国内計10ヶ所で展開する大規模太陽光発電所(メガワットソーラー)事業の一環で、このうちJFEスチールグループが受注した発電所は、山口県山口市(発電能力:3.5MW)、山口県田布施町(同:3MW)、和歌山県串本町(同:1.8MW)の3ヶ所。
 山口県田布施町和歌山県串本町は2013年3月、山口県山口市は2013年6月の稼動を予定している。

 *フルターンキー:
 設計、製作、組み立て、試運転指導、性能保証までのすべてを請け負う方式。
 鍵を回しさえすれば、すべての設備が運転可能になるまで、一切の工事を実施する、という意味。