三井物産、カナダで総発電容量730MWの風力・太陽光発電事業へ参画

 三井物産株式会社は、GDF SUEZ S.A.の子会社であるGDF SUEZ Canada Inc.(以下「GDFスエズカナダ」)がカナダで開発・運営する再生可能エネルギー発電事業に出資参画することで同社と合意したと発表した。

 三井物産は新規に設立した投資子会社MIT Renewables Inc.(以下「MIT-RE」)を通じて、GDFスエズカナダから同事業の30%持分を取得している。この事業の事業規模は20億カナダドル(約1,700億円)超となる。

 今回実施される事業は、カナダで風力発電事業(10ヶ所、総発電量660MW)及び太陽光発電事業(2ヶ所、総発電量20MW)を開発・運営するIPP(独立系発電)事業で、各州の州営の電力会社との長期売電契約に基づき電力を販売するもの。

 風力発電所7ヶ所は既に商業運転を開始しており、残り5ヶ所は開発・建設中。

 また、現在建設中のCape Scott案件に追加で開発中の約50MWの拡張計画を合計するとこの事業の発電容量は730MWになる。