大阪いずみ市民生協、和泉市に「太陽光発電システム(2.3MW)」を導入

 大阪いずみ市民生協は、2箇所の物流センターの屋根に、総出力2.3MW(メガワット)の太陽光発電システムを設置(7月着工、12月より運用開始予定)すると発表した。

 今回の太陽光発電システムの設置運用は、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用し、発電された電力全量を電力会社へ売電することを目的としている。

 日本生協連は、福島第一原子力発電所の事故を受け、「日本のエネルギー政策への提言」を発表し、提言内の「くらしと地域におけるとりくみ」の中で、『太陽光発電の普及』を掲げている。

 いずみ市民生協は、日本の生協の先陣を切り、再生可能エネルギーのとりくみに参入し、日本のエネルギー政策の転換とCO2の排出量削減に寄与する。

 既存の物流センターの屋根の上を有効活用する点も、大きな特徴となっている。

 設置する太陽光発電システムの概要は以下の通り。

太陽電池モジュール

 太陽電池モジュール は 京セラ製 KS242P-3CF3CE 242W 多結晶シリコンセル(5,474枚)を採用予定。

 京セラ佐倉ソーラーセンターにおける26年のフィールド実証により証明されている高品質と、国内外でのメガソーラーで採用されている実績が採用理由。

○施工会社

 設計施工はテス・エンジニアリング株式会社を採用予定。

 テス・エンジニアリング㈱は20年以上の自家発電設備、また省エネ対策システム等の設計施工、運用管理に基づく豊富な経験と技術を有する企業。

 太陽光発電システムについても業界に先駆けて設置、運用管理している実績もあることから同社の採用に至った。

○設置場所

(1)テクノステージ物流センター

 【住所】和泉市テクノステージ2-1-10

 【総出力】1.3MW

【パネル面積】9,007m²

(2)あゆみ野物流センター

 【住所】和泉市あゆみ野2-5-4

 【総出力】1.0MW

【パネル面積】6,818m²