大同ガス、大規模太陽光発電(メガソーラー)事業に参入

 大同ガス産業株式会社は、高松市朝日町の同社敷地内に大規模(出力約1MW)の太陽光発電所(仮称:高松港メガソーラー発電所)を2012年8月下旬に着工、同年12月に完成・発電開始し、再生可能エネルギー事業に参入すると発表した。

 同社は環境負荷の低いエネルギーであるLPガスの販売を中心に創業50年を経ており、その間、国内で初めて一般家庭にカーボンオフセットプログラムを使ったLPガスの販売や、社内事務所のLED照明化、ガスヒートポンプエアコンの導入など、節電に対する全社的な取り組みも積極的に行なってきている。
 太陽光発電システムについても、2006年より事業を開始し、広く販売を行うだけでなく、自社のすべての事業所に合計37kwの太陽光パネルを設置し、発電を行なっている。

 今回、エネルギー問題による環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給という観点から、同社高松市朝日町敷地(高松港湾地区)にて大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を行う。
 この発電所の最大出力は約1MW(年間総発電量は一般家庭300世帯年間消費電力に相当)、これにより年間約449t のCO2削減効果を見込んでいる。

 なお、この発電所高松市で最初に発電開始するメガソーラー発電所になる予定とのこと。