NTTファシリティーズ、吉野ヶ里でのメガソーラー設置に関する基本協定を締結

 株式会社NTTファシリティーズは、株式会社戸上電機製作所、株式会社佐賀銀行国立大学法人佐賀大学西日本電信電話株式会社とともに、吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業実施に関する基本協定を、佐賀県神埼市と締結したと発表した。

 代表構成員 NTTファシリティーズ、構成員 戸上電機製作所佐賀銀行佐賀大学西日本電信電話からなる「NTTグループ佐賀県企業等連合体」は、佐賀県が実施した「吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業者募集」に応募し、平成24年7月25日に開催した「吉野ヶ里メガソーラー事業者選定委員会」での審査を経て、メガソーラー設置運営事業者として選定された。
 佐賀県神埼市NTTグループ佐賀県企業等連合体は、事業の確実な実施に向けた基本協定を9月3日に締結し、本格的に事業へ着手する。

 「佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社」(NTTファシリティーズ100%出資)を設立、佐賀県より事業用地を賃借し、大規模太陽光発電システム(メガソーラー)を設置・運営することで、売電事業、設備を活用した環境教室などのイベント、実証研究を実施する。

 平成25年2月に発電所工事を開始し、平成25年6月末までに発電を開始する予定。

 吉野ヶ里メガソーラーの概要は以下の通り。

●設置場所:
 佐賀県神埼市神埼町吉野ヶ里ニュー・テクノパーク跡地)
●事業主体:
 佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社
 (NTTファシリティーズ100%出資)
太陽電池容量:
 12MW
●想定年間発電量:
 12,850MWh(一般家庭消費電力 約3,600世帯分)
●設備の特徴:
 見学者施設、見学用の丘、車専用の見学用道路の設置
 吉野ヶ里地域の景観を保護するため、太陽電池の設置高を低く設定
 文化財(記録保存区域)保護のため、置き式の基礎を採用
●主な地域貢献策:
 地域の子ども・住民・観光客に向けた環境教室、イベントの開催
 地域の産業、人材の育成へ貢献する技術者研修
 次世代エネルギーネットワークに関する研究