出光興産、兵庫県姫路市の製油所跡地を活用しメガソーラー発電事業へ参入

 出光興産は、同社所有の旧兵庫製油所跡地(兵庫県姫路市)において、2014年3月の運転開始を目指し、メガソーラー発電事業に参入すると発表した。

 同社は、1980年代から再生可能エネルギーである地熱事業に着目し、1996年には九州電力株式会社滝上発電所に発電用蒸気の供給を開始し、また、2010年には二又風力開発株式会社に資本参加し、風力事業に参入している。

 今回、2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が施行されたことを踏まえ、自社遊休地にてメガソーラー発電事業に参入することを決めた。
 
 2014年3月の運転開始を目指して、建設を進めてまいくとのこと。

 今回実施される、姫路メガソーラー発電事業の概要は以下の通り。

 発電出力:10メガワット(10,000キロワット)
 設置場所:兵庫県姫路市(旧兵庫製油所跡地)
 敷地面積:22.5万m2
 運転開始:2014年3月(予定)
 年間予想発電量:約1,300万キロワット時(kWh)(約3,800世帯分の電力に相当)